つむぎだよりblog
梅雨も楽しく♬
2023.06.26
おそらく例年より早目に梅雨入りしたような。
子供のころは、雨降りが好きだったことを思い出します。
実家は田舎の何でも屋。お酒も売れば、野菜や魚もありで、平日は生鮮食品を中心に商売していて、日曜はお酒の配達。
休みは元旦くらい。それだけやらないと食べていけないということだったのか、単に働き者だったのか。
いや、子ども二人を大学に行かせるためにはこれだけ働かないとダメだったということ。
今となっては感謝しかないのだけど。
雨降りだと配達に行くことも少なくて、お店ものんびりしていて留守番もしなくていいから、お店としては
その日の売り上げが少なくなってbadな日でも、幼い娘にとってはgoodな日だったわけです。
庭の紫陽花も次々と花開き、四季のある日本に暮らし、こうやって色々な恩恵を受けていることに感謝です。
少々暴れ気味なつむぎガーデンですが、元々ナチュラルなままで風にそよぐ本来のイングリッシュガーデンに憧れている
私にとっては、雑草さえも引っこ抜くタイミングがわからない。
ドクダミもクローバーも花が咲けば可愛くて愛おしい。
そんな思いで日々庭を眺めては、それにしてももう少し格好よく整えたほうがいいんじゃないかと悩みは尽きませんが
それもまた楽しです(^^♪
さて、つむぎの店名の由来をお話ししましょうか。
お店を始めるのに、どんな名前にしようか、やはり悩みました。
なにかぼんやりと「みんなが集い楽しく過ごせる場所」作りがしたいな。という想いはありました。
元々は、前職(幼稚園教諭)で働いていた経験から、色々と子育てや家庭での悩みを持つお母さんたちが気楽にやってきて、
ほっとひと息つけるような場所があればいいなという想いがありました。
そんな時、ふっと「糸」という歌が頭の中に浮かんできて、その中のフレーズ「縦の糸はあなた 横の糸はわたし
織りなす布はいつか誰かを暖めうるかもしれない」という歌詞にビビッと来たのです(古っ笑)
でもホント、そこからイメージしての「つむぎ」です。
お客様とわたし。パンとお客様。お店とお客様。・・・・・
いろんな繋がりが生まれて進んでいけたらいいな。
その想いは今も変わりません。
そういえば、先日土曜日のこと。
営業終わり、外へ出ると自転車に大きな荷物をぶら下げ、スマホを見ながら何か探してる風な二人組の異国の方二人。
困っているように見えたので(キャンプ場を探しているのかなとも思えた)
無謀にも思いっきり日本語で「何かお困りですか?」
向こうも困ったでしょうね(笑)
それでもなんとなく通じるもので、どうも食べるところを探しているということがわかりました。
「お!今日のパン、残ってる。」と、思い、でもどうやって伝える?
必要ならば、うーん、必要って英語で何だっけ?
後になり、needだって思い出したけど。
必要ならばは if necessary でしたが(-_-;)
いずれにしてもしどろもどろ汗
そしたらおもむろにスマホの翻訳アプリを出してくださり、「必要ならばパンがありますよ」と言うと満面の笑みで
顔をうんうんと頷いてくださったのでした。
あー、今夜のご飯はこれでオーケーね。よかった~(^^♪
そう思っていたら、翌日ちゃーんとお店に来てくださり、珈琲とパンを召し上がってくださった(朝ごはんね)
嬉しかったのは、購入されたパンの中に前日もらってくださったものと同じものがチョイスされていたこと。
気に入ってくださったんやなぁってね。
ちなみにお二人はフランスの方でした^^;
もう、笑顔でやり取りしてるだけなんやけど(笑)
最後までハッピーにしてもらった小さなツナガリでした☆彡
お茶の話がしたかったけれど、次回に!(^^)!